先日お話させていただきました、印刷物のデータなどと連携してクロスメディア展開を実現するCMS新機能についてです。
今回は少しだけ掘り下げて概要をお伝えいたします。
まず印刷物と連携に関してなのですが、印刷物と言ってもその対象は多岐に渡ってしまう為、まずは「製品情報」に特化してCMSとの情報連携を行う考えです。
なぜ「製品情報」なのかと言いますと、やはり印刷物の中で一番ページ数が多く、Webとの情報連携に苦労しているのは厚みのある製品カタログであると考えたからです。
製品カタログ制作で生み出された膨大な量の製品データは、そのままWebに展開できずにWebは別作業で作っている場合が大半だと思います。
何千、何万という製品情報を、わざわざ別工程で作業して紙のカタログとWebを作るのは非常に非効率で、情報量が増えれば増えるほど無駄な費用も増えるなんて勿体ない!
という事で、紙のカタログに利用した製品情報を効率よくWebコンテンツに変換したり、逆にWeb上で展開している製品情報を紙カタログに流用したりできるようなアプリケーションをコアブロCMSに搭載すべく、開発を進める事にしました。
また、紙とWebだけではなく、基幹システムからのデータ入出力なども可能ですので、製品情報の開示時間短縮、コスト圧縮、更新頻度向上、などでお客様のビジネスに貢献できると考えています。
今月中にはプロトタイプが出来上がりますので、その後ある程度のインターフェースを適用した段階で、画面キャプチャーなどご覧いただきながら機能のご説明ができればと考えておりますので、今しばらくお待ちください。